ホーチミン現地ガイド

ホーチミンの現地ガイドいたします。カカオトークのID、「toshiwithlove」かメールアドレス「withlovefromtoshiro@yahoo.co.jp」で連絡可能です。送迎、観光ガイド、ショッピング案内、風俗案内などをさせて頂きます。 複数の現地在住の日本人ガイド、日本語堪能なベトナム人ガイドもいます。 気軽にお問い合わせ下さい。日本国内での電話によるお問い合わせ:050(3716)5064[担当 Toshi] [自己紹介] 「トラべロコ ホーチミン トシ」で検索して下さい。

NHK高田純次の哲学の番組って、ちょっとおかしい

次のような主婦の悩みの対して

「毎日、子供のお弁当作りなどの家事に追われているだけの人生に疑問を感じる。」

老師のお面を被った人が、「足るを知る」って言葉を上げて、今の幸福に気づくべきと答え、ゲストの1人も、「結婚出来ない人もいるから十分、幸福だ。」

なんてくだらない結論で終わっていました。哲学を語るには、あまりにも酷い内容でした。

一般的に「足るを知る」という言葉は「身の程をわきまえる」という意味で使われ、このケースでの使われ方も同じで、専業主婦は家事をすることに幸福を感じろっていうお粗末というか、女性蔑視の日本の文化を押しつける内容でした。

NHKの番組、哲学の番組?

http://www.telebing.jp/detail/11020822/


足るを知るの本来の意味に関するblog1

https://ameblo.jp/takuteto/entry-11300474743.html

この人の見解は、「僕らの奥にある本質には全てがあって、足りないものなんて実はなかった!ということを知りましょう!」ということ。


足るを知るの意味に関するblog2

https://pert-liberte.com/what-is-your-true-satisfaction/

この方の見解は、「『内』すなわち「命・志・思想」など自分の内側にどれだけ素晴らしいものが備わっているのかを理解しろ、という解釈をするのが妥当ではないかと思うのです。」


ちょんまげ英語日誌というblog1

http://blog.mage8.com/roushi-33

この方は、老子のこの部分の英訳や現代文訳を掲載されています。


僕の解釈だと、老子は人の希望や願望には、さらにもっと高みがあると言ってる気がします。

「人を知ることは素晴らしいが、自分を知ることはこそもっと大切。

人に勝つ力があっても、自分に勝てる者こそ本当に強い。

自分の才能に気づくものは心が豊かだが、努力を継続しないと立派な志しがあるとは言えない。

自分を位置づけを知る者は生きている間ずっとどの位置づけを保てるが、死んだ後もその位置づけを保てる者こそ素晴らしい。」


お母さんは、家族に正直に話すべきだと思います。「家事に追い回されることに疑問を感じる。もっと自分らしく生きたいから、協力してほしい。」って。

お父さんや子供たちに家事を分担してもらい、自分の時間を作って、充実した時間の過ごし方ができれば家族全体にも良い影響があるのではないでしょうか。

しかし、もっと根本的な解決策が他にないでしょうか。


離婚も選択肢の一つ

国やマスコミは、結婚は喜ばしいことで離婚は不幸なことだと決めつけ、家事や育児を女性に押しつづけています。

しかし現実には、三分の一が離婚する時代です。


セイフティネットは国の責任であり義務

「幸せな家族」という幻想で育児や介護を肉親に押しつけようとしていますが、納税者として労働者として国民を搾取して利益を得るのはのは国であり、官僚に代表される支配階層です。

そのシステムを維持するためのセイフティネットを守る義務は国や支配層にあります。


母子家庭や父子家庭の支援を充実するべき

制度の上で片親の家庭を支援する制度はありますが、とても十分とは言えません。

国ではなく地方に依存し支援の内容もバラバラです。特に母子家庭の経済的な困窮は悲惨です。


国は専業主婦に労働対価として適切な賃金を

3つの方法で家事労働の賃金を計算しているブログがあります。

https://wryyy.jp/shirogane/kajiroudou-ikura/

このブログによると、

(1)年齢35歳の女性の時給で計算すると

月収は約26万円、年収にすると320万円


(2)家政婦さんの賃金で計算すると

月収は18万円、年収が216万円


(3)家政婦とベビーシッターの賃金で計算すると

35万5,075円、年収426万


介護されている主婦もいらっしゃるので試算すると無賃労働の過酷な現実が見えてきます。


これだけの賃金を国は労働対価として専業主婦に支払うべきです。