クラブ・ラウンジとインドネシアのロスメン
クラブラウンジ
五つ星ホテルの多くにはクラブ・ラウンジと言うものが存在する。
専用ラウンジには朝食以外にも飲み物や軽食が常に準備されていて夕方にはカクテルタイムに食事も提供される。高級ホテルは、居心地が良いのだが、なんでも値段が高すぎる。
通常の部屋より割高だが、割高な分だけ、飲食費で悩まずにホテルの居心地を楽しめるのがクラブラウンジです。
バリ島アヤナリゾートのラウンジ
一番多いラウンジの形式
多くはラウンジ内での朝食、アフタヌーンの軽食と2、3時間のカクテルタイム以外、ソフトドリンクのみ。
完全な対応のリッツカールトン
リッツ・カールトンのクラブラウンジは原則的に、朝食、ミッドデイスナック、アフタヌーンティー、カクテルタイム、ナイトキャップタイム(就寝前のアルコール)と5回提供される。
年齢制限がある場合も
リッツ・カールトンはホテルによって、リージェント台北は2つのラウンジルームがあって片方では12才以下は入れない。
プールが隣接するクラブラウンジ
インドネシアのバリ島のリッツカールトンのラウンジは一階にあってプールもある。
モルディブの島によっては、クラブラウンジとプールの区域を設けている場合もある。
バリ島の海辺の安宿でもまったり
バリ島も最近では観光客であふれかえる場所が多くなったが、北部のロビナや東部のチャンディダサやアメッドに行くと騒々しくない。
チャンディダサPuri Okaの画像
不便な分だけ静か
プラマ社の定期バスで行くかタクシーでしか行けないへんぴなおかげで、静かでのんびりできる。
プラマ社のおんぼろバス
物価が安い
ロスメンという安宿なら一泊千円二千円程度、食事や飲み物も地元価格で気にならない。
ホスピタリティと言える人柄
田舎の人達は、高級ホテルのホスピタリティとは、また違った「やすらぎ」を与えてくれる。
甲乙つけがたい両者
私の場合、バックパッカーとして世界を旅する中で、観光客が行かないへんぴな場所だからこそ味わえる贅沢と、バックパッカーを卒業して「外こもり」的な移住生活をする中で時々五つ星ホテルのクラブラウンジを利用している。
両者の違いは、経済的条件と時間的条件です。
クラブラウンジは一泊3万円〜8万万円もします。まさか1週間や2週間も泊まれません。
ロスメンは一泊千円から三千円程度、千円なら2週間泊まっても1,4000円、クラブラウンジの一泊分にもなりません
安宿全体がクラブラウンジと言えるかも・・
食事が数百円、飲み物が数十円、ちっとも財布の中身が減らない値段は、限りなく無料に近く、波の音や鳥のさえずりが聞こえる静かな環境で、のんびり過ごすことは、人工的に作られた「やすらぎ」では得ることができない「清々しさ」があります。