伊達直人のランドセルと海外旅行のスーツケース
年末の恒例行事になってしまったか。
恵まれない施設の子供達にランドセルを
贈り有名になった人がいます:
心温まる行為として話題になりました。
しかし、幼い子供に、親がいないというだけで、差別される逆境を与える社会に問題はないのでしょうか。
ランドセルは4万〜5万円もします。事情があれば無料で供与するべきです。
セーフティネットの一つとして当然なのではないでしょうか。
そもそもランドセルって必要か。
6歳児の通学時に、危険であり、教科書は学校において置く方が合理的ではないのか、宿題を習熟度を無視し一斉に課すことに意味はあるのか。
合理性よりも伝統や文化の押し付け
インターネットの時代、小学生でも自分でシラバス(講義などの内容や進め方を示す計画書)を調べて到達度をチェックし何を自宅学習するべきか把握できるほどコンピュータリタラシーのレベルは上がっているます。
欧米と比較して主体性が乏しい原因か
個性を伸ばすことよりも、個性を押さえつけることで、集団への帰属性や協調性を重視し過ぎてはいないだろうか。
周囲と同じことをするのが正しいのか
マネをする習慣を身につき、自分が違う
ことをするのは間違いだと思ってしまう。
海外旅行はスーツケースだと思い込む
海外旅行する日本人はスーツケースを携行することが多い。
2泊3日や3泊4日の旅にまでスーツケース
を利用しチェックインで預けるものだと思っている人が多い。
スーツケースを預ける長所と短所
長所(1)手軽に航空機に乗れる
長所(2)テロ対策で金属や液体の機内持ち込み制限があるがスーツケースを預ければ金属や液体も携行できる。
短所(1)必要なものが取り出せない、常備薬や充電コード、歯ブラシなど
短所(2)着陸後、ターンテーブルから出てくるのを長時間待つ
短所(3)スーツケースを持ち歩く必要かあると移動するのに苦労する
宿泊先を現地で探したり、機動性重視なら
ターンテーブルで待つのに時間がかかるだけで済まない、入国審査で長い行列最後で待つことになる。
空港にもよるが、疲れている着陸後にはこたえる。
留学や出張、大量のお土産購入なら有効
もちろん機内持ち込み荷物には大きさ制限や金属や液体の制限もある。目的によって、荷物を預ける方が良い場合もあるのは当然です。
旅行のスタイルに国民性が出る
国民性が出るのも旅行スタイルです。
バックパッカーの多い国民性もあればスーツケースの多い国民性もあっても良いと思います。
現地で宿を探すのも旅の醍醐味の一つ
国や地域によっては、シーズンにもよるが
いくらでも宿を見つけることが可能な場合もある。こんな時はスーツケースよりも
バックの方が適している。
宿は現地に行かないとわからない、
人生も同じじゃないだろうか。
環境や境遇に自分を合わせるのか、自分に合う環境や境遇を探すのか。
タイのカオサン、ベトナムのデタムなど、
バックパッカーズの聖地と言われる所なら
予約しないでも宿が見つかる。
時間に余裕がある学生や若者には、是非、
自分で宿を探す旅をして欲しい。
宿探しの経験から得るものは大きい
決められたホテルに泊まり決まった観光を
するより、おおまかな日程と場所だけ決めて、現地で目的地を変更など柔軟性に富む旅行から得るものは貴重だ。
バックパッカーで得られる貴重な経験
特にバックパッカーが集う安宿で様々な国の人との出会いは感動的だ。
既存の社会に疑問なしに自分合わせるのか
自分に合う社会を求めるのか、大切な違いがあるのではないでしょうか。