親と暮らす“中年未婚者”の増加は社会問題ですか
激増する中年パラサイト・シングル 将来は「下流かつ孤立老人」に?〈週刊朝日〉
親と暮らす“中年未婚者”が増加…彼らはなぜ同居を選ぶのか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00010009-fnnprimev-life
自民党の杉田議員は、「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」と発言しネット上で炎上しました。
子供を作らない国民に税金を使うなということは、結婚しない独身の選択を露骨に否定すると、社会的批判を浴びるのは当然ですが、「ひきこもり」同様に、結婚しないで親と同居する独身者を「パラサイトシングル」という社会問題として報道するNHKも同じです。
“卒母”宣言 子離れできますか
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3998
アラフォー・クライシス
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4079/
パラサイトとは寄生虫のことです
多様性の時代に、「生き方の一つとして、シングル」も選択肢だから、大きなお世話です。
親と同居する未婚者の増加が社会問題のような捉え方は偏見でしかない。
シングルを選択することで社会不適合者のように見下すべきではない。
クローズアップ現代のように、感動的ドキュメンタリー番組で、こういう問題扱うと妙に説得力を持ってしまうが、本質は杉田水脈議員と同じことを言っている。
「ひきこもり」もあるのが自然です
戦前の教育と現代の教育もある意味同じです。
極端な集団への隷属を強制すること、目的意識の不明な勤勉の押しつけなど、欧米の先進国の個性を伸ばす教育とは異なります。
「パラサイトひきこもり」は格差社会の拡大に原因があります。
今や、正規労働者より非正規労働者の方が多い時代、さらに雇い止めの乱用など労働条件は悪化の一途を繰り返しています。
結婚して家庭を持つどころか自分一人の生活も不安定なら、親と同居するしかないのが現状です。
対外債務の国別ランキング1位の日本は裕福
世界のお金は日本に集まっていると言えるくらい日本は裕福な国ですが、特定の企業や個人に富は集中しています。
タックスヘイブンの情報の中に多くの日本の企業や個人名がありました。
国家予算の使い方にも問題があります。
防衛とは無関係の空母の建造、何十億もする戦闘機の購入や役にも立たないミサイル迎撃のパトリオットの購入、さらに本来アメリカが負担すべき駐留軍の費用の負担。
名ばかりの国際協力と発展途上国支援と無関係なODAはひどいものです。
ODAの支出額ランキングを見れば、ベトナムをはじめ特定の東南アジアの国々に偏っていることからも明白です。
NHKの姿勢は政府を擁護するもので中立でない
国の政策、政治の貧困によって追い詰められた人々を、あたかも自己責任であるかのように報道するNHKの報道姿勢には問題があります。