マスコミは制度の欠陥を隠すために犯人を憎ませる
新潟女児殺害事件で思うこと
世界でも、低学年の小学生を一人歩きさせる国は日本ぐらい、スクールバスを小学校に導入しなくてはいけない。発展途上のベトナムでする下校時はバイクで親が迎えに来る。そろそろ、犯人への対策ではなく、制度の欠陥に気づくべき。
通学時の交通事故も、厳罰化よりガードレール
小学生の通学時の悲惨な交通事故のニュースが絶えない。そのたびに、犯人の問題点が指摘され、高齢者の運転手の免許証を返納させるべきだとか、無免許運転や飲酒運転の厳罰化がニュースで話題になる。どうして、そんな報道にしかならないのか。
マスコミは意図的に制度批判を避けている
欧米や東南アジアでも、車が頻繁に走る道路で子供が1人歩きする光景は見かけない。
要は、日本で起きている通学時の悲惨な事故や、幼児殺害事件の原因はそこにある。
スクールバスを導入したり、ガードレールを整備すれば、起きない事件なのだ。
マスコミは、国の批判をしない。というより、できないのだ。以前、高市早苗が総務大臣だった時、「電波を止めることもある。」と発言し、物議をかもした。
権力に怯え、権力に忖度しながらニュースを報道しているのが現実だ。
駅のバリアフリー同様に、根気強さが必要
まだまだ駅のバリアフリー、プラットホームの安全化は進んでいないが、以前から比べるとましにはなってきた。
住民運動でガードレールの設置を行政に働きかけたり、小学生単位でも良いから、スクールバスを導入するところが増えていけば、マスコミや国の行政も変わっていくのではないだろうか。