英語のassimilationの代表、fiveはフィーフだった
「five」も昔は、「fif」(フィーフ)+接尾辞「e」だった。
この「fife」の「f」が有声音の「e」に同化し、「フィーフ」が「フィーブ」になりました。
だから、有声音が語尾につかなかった、fifteenやfiftyは、「fif」の形がそのまま残りました。
後に、大母音推移という「イー」が「アイ」になる時代を経て「ファイブ」になったのです。
「イー」→「アイ」の例
time「ティーメ」→「タイム」
I「イー」→「アイ」
vやuが、アルファベットの文字として確立された歴史は浅く、元々、英語の「v」は「u」と同じように使われていました。
uはvから、jはiから分かれる形で導入されたは16世紀になってからです。
小難しく考えないで下さい!
英語の発音は、極めて、発音する上で、合理的に進化して来たのです。
多少のスペリングミスに寛容になって、声を出しながらの発音練習の数をこなして行けば、自然に身につくものだということです。
「W」の直後の母音も同様
ローマ字で読めば「walk」は「ワーク」、
「war」は「ワー」になります。
でも、「W」の音を正確に発音するために、すっかりクチビルを閉じたまま、「ア」と発音しようとしても「オ」になってしまいます。
英語の正しい発音も同じ理屈なのです。