ホーチミン現地ガイド

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大阪の環状線の駅名「天満」のローマ字

「てま」って、どこ?

久しぶりに、日本に戻り、大阪のJR環状線に乗って、何気なく窓から駅名表示を見ていると、「TEMMA」というのが目に飛び込んできた。アメリカ人やイギリス人が、素直に発音すれば、「テマ」か「テッマ」にしか読めない。すぐに気づいたが、どうやら「テンマ」と読んで欲しいようだ。

おそらく「難波」という地名の表示が、「NANBA」と表記され、英語の発音としては、「ナヌバ」にしかならないとの指摘を受けて、「NAMBA」という表記が定着したからだろう。

皮相的なルールを盲信する悲しい性

英語のスペリングは、音と文字が合理的な関係があるのだが、無理矢理ローマ字読みさせたり、音同士の兼ね合いでの変化に無頓着に単語を覚えさせる習慣の悪影響を痛烈に感じる例です。

「NAMBA」の「M」が「ん」で「ん→M」?

「なんば」の「ん」が「M」だから、

「てんま」の「ん」も「M」だと考えたのだろうが、結果は「てま」になってしまった。

しいて「てんま」を英語の発音にするなら、「TENGMA」か「TENGMAH」にすべき

間違いだと思い込んでいる「TENMA」でも良いし、「TENMAR」も良い。

「なんば」の「M」になる理由は、続く文字が「b」だから。「b」の発音に近い「m」になる。

言語学的にはassimilation(同化)と言って、否定の接頭辞「in」が「possible」につくと「im」になるのと同じだ。

「香港」が「HONG KONG」となるのと同じ理由で、「てんま」の「ん」の音が鼻に抜けるのは誰でもわかるはずだ。

直後の子音が重なると母音は短母音読み

例えば、「run」に「er」を、そのままつけると、

「ルーナァ」と長母音とルール上は発音する。

子音の次に「e」があるからだ。

それを防ぐために子音が重ねられる。

だから、「tema」なら「ティーマ」

「temma」なら「テマ」と発音するのは、中学生でもわかるはずなのだが・・・

同じ子音を重ねない時、長母音が原則なので、

それを無視すると、次のカタカナ英語になる。

強引なローマ字読みによる、正しくない発音

「mania」→○メイニィア、×マニア

「matrix」→○メイトゥリクス、×マトリクス

身近な、hotelやrobotもこのルールで正しい発音

hotel」→○ホゥテル、×ホテル

「robot」→○ロゥバット、ロボット

「cesium」→○スィーズィアム、×セシウム